聖愛幼稚園

保育のこと

保育理念

キリスト教の精神に基づいて
神と人と自然を愛し
よく遊び、よく考え、よく友だちと親しみ
共に育ち合う、幼児期から自主と自律を養う
少人数教育で教職員と園児が愛の心でつながっている
愛と感謝の教育を目標としています。

毎朝の礼拝を通じて愛と思いやりの心を育て、遊びや自然体験を通して豊かな感性と社会性を養います。また、食育にも力を入れ、健康な身体づくりを促進します。基本的生活習慣の確立、人間関係の構築、環境への理解、言語能力の向上、そして創造的な表現活動を通じて、子どもたちの総合的な発達を支援します。日本文化にも触れ、バランスの取れた教育を提供しています。

保育理念_1

Well-being”をもたらす専門性の柱

子どもたちが周囲の大人たちの「愛に包まれる」ことによって、
全てが実現する方向に向かうと思います。
そして、それを実現するためには、子どもたちに関わっていく大人が
「成長の芽」に十分な栄養を与えることが必要になると思います。

そして私たちは、「こどもまんなか社会」を目指す中で4つのことを大切にしています。

心身ともに健やかに成長できる

個性や多様性が尊重され、
尊厳が重んぜられ、
ありのままの自分を受け容れて
大切に感じる

様々な遊びや学び、体験等を通じて、
生き抜く力を得ることができる

虐待、いじめ、体罰・不適切な指導、
暴力などから守られ、
安全に安心して暮らせる

心身共に成長が著しく、将来の伸びしろに大きな影響を与える乳幼児期の大人の関わりは、
その子の人生を左右すると考えられます。そういう意味では、
保育者の役割と責任は途方もなく大きく、ここに子どもたちのWell-beingを実現するために
高度な専門性が不可欠である理由があります。
聖愛幼稚園では、「キャリアパスモデル」に基づく「キャリアマネジメントシステム」を
専門性の高度化・多機能化の基盤に置いて、下図に示す「専門性の柱(6本柱)」のチームビルディングによって、
子どもたちのWell-beingを実現させたいと考えています

6本柱

エキスパート(熟練者)職員紹介

遊び(教育)

遊びエキスパート

聖愛ラボ
「遊び(教育)」
プロジェクトチーム

療育

療育エキスパート

高山 祐佳里
ABA初級セラピスト

乳幼児睡眠

睡眠エキスパート

中村 光
乳幼児睡眠アドバイザー

児童心理

児童心理エキスパート

寺口 佳那
児童心理アドバイザー

食育(保育食)

食育エキスパート

豊嶋 鈴子
幼児食インストラクター

保育食アドバイザー

保育食エキスパート

芝 貴和子
資格―管理栄養士

デジタル&AI技術

デジタルエキスパート

聖愛ラボ
「 デジタル&AI技術」
プロジェクトチーム

エキスパート職員によるセミナーを行っています。悩みや相談もお受けいたします。

遊び(教育)について

1

遊びは成長の源
自主性を育む自由遊び

当園では、自由遊びを通じてお子様の主体性を育んでおります。
遊びはお子様の興味から始まり、「楽しい」「おもしろい」という感情を生み出します。
これにより、好奇心、集中力、創造力など、成長に必要な様々な力が育ちます。
園では、お子様一人ひとりが自分らしく過ごせる環境づくりに努めております。

園生活でお子様は多くの仲間と出会い、共に遊ぶ中でコミュニケーション力や協調性を身につけていきます。
友だちとの関わりを通じて、相手を受け入れる心や譲り合う精神、社会のルールを学びます。
自分らしさを保ちながら集団の中で過ごす力を育成し、一人ひとりに寄り添う保育を心がけております。

2

友だちとの絆
集団遊びで育む社会性

3

未来への架け橋
学びと基礎作り

遊びはお子様の学習や将来の仕事に繋がります。
ふれあい遊びで信頼関係を築き、運動遊びで体の使い方を学び、ごっこ遊びで言葉や数に触れます。
園では、お子様が自由に遊びを選べる環境を整え、興味を持って楽しめるよう支援いたします。
この時期の経験が、お子様の未来の基礎となることを大切にしております。

療育について

療育
ステンドグラス_飾り

インクルーシブ保育の理念に基づき、障がいの有無にかかわらず、すべての子どもたちが輝ける場所を目指しています。
集団生活を通じて、子どもたちは互いに学び合い、違いを受け入れる心を育みます。
応用行動分析学(ABA)を活用し、一人ひとりの発達段階に合わせた支援を行い、positive な経験を積み重ねることで自信と意欲を育てます。
また、保護者との連携を大切にし、家庭と園が協力して子どもの成長をサポートします。
この理念のもと、互いに認め合い、共に成長できる保育環境づくりに取り組んでいます。

乳幼児睡眠について

睡眠

睡眠には主に3つの役割があります。

1.脳と体の疲れを回復させ、心を安定させます。
2.記憶を整理し、定着させる働きがあります。
3.脳や体の成長を促進します。

お子様が夜なかなか寝ない場合は、まず朝早く起きることから始めてみましょう。
朝、カーテンを開けて太陽の光を浴びることで、体内時計をリセットできます。
光を浴びてから14〜16時間後に、眠気を誘うホルモンであるメラトニンが分泌されます。
例えば、朝7時に起きた場合、14時間後の19時頃にメラトニンが分泌され始めます。

睡眠リズムを整えるコツは、起きる時間と寝る時間をなるべく一定に保つことです。
また、寝る時間ではなく、布団に入る時間を決めておくと良いでしょう。
これにより、「この時間になっても寝ない」とイライラするストレスが軽減されます。

睡眠は体だけでなく、心の安定にも不可欠

食育(保育食)について

健やかな成長を支える重要な要素

聖愛幼稚園は、楽しく健康的な食事習慣と適切な食事マナーの形成を目指しています。
年間を通じて季節に応じた食育活動を行い、子どもたちが食べ物の育つ過程や食の循環を体験的に学びます。

給食では栄養バランスの良いメニューを提供し、食育の学びの時間を通じて知識を広げています。
幼児期の食育は、生涯にわたる健康的な食習慣の基礎として重要です。

好き嫌いや偏食に対しては、楽しい食事の雰囲気づくりを心がけます。
聖愛幼稚園は、食を通じて子どもたちの心身の健やかな成長を支援し、生きる力の基礎を育むことで、明るい未来につながると信じています。

食育

児童心理について

子どもの成長には、無条件の愛と肯定が不可欠です。
大人は子どもと世界をつなぐ役割を担い、その視線が子どもの育ちに大きく影響します。
まず見守り、経験を重視し、プロセスを大切にすることが重要です。
具体的な言葉で子どもの挑戦を認め、喜びを共有することで、自信を育みます。
比較や先走りを避け、一人ひとりの意思を尊重し、自分らしく過ごせる環境を作ることが、子どもの健全な成長を支える鍵となります。

デジタル&AI技術について

聖愛幼稚園はSociety 5.0時代の子どもたちの「生きる力」育成を目指し「デジタル&AI技術」を保育の柱に据えました。
従来の体験的学習とデジタル技術を融合させ、GIGAスクール構想を見据えた「新しい保育」を創造します。
「せいあい子育て支援ラボ」でタブレットやAIロボットを活用した教育カリキュラムを研究し、環境整備を進めています。
全国的に模索段階のこの取り組みを、「聖愛Way2030」の実現に向けた重要施策と位置付けています。